〔コラム〕AIがプレゼン動画を作る時代に、それでも「話し方」が最後の差になる理由
先日、こんな記事を見かけました。
「あらゆる資料を1分のプレゼン動画に自動変換するAIサービス『Crento』が提供開始」というニュースです。
(参考:PR TIMES - Crento)
これを読んで、正直ワクワクしました。
そもそも、ゆーまろはプレゼンにおいてサボれるところはサボった方がいいと思う派です。
なぜなら、話し方の質を高めるためにめちゃくちゃ時間と体力を使うからです。
そんな時に資料を入れたら1分の動画になる。いやー、すごい時代ですよね。でも同時に、こんなことも思ったんです。
「AIが作る動画と、人が話す言葉——どちらが心を動かすんだろう?」
AIプレゼンと人間の話し方——何が決定的に違うのか?
コミュニケーション研究者のニコラス・エプリーは「人は情報を受け取るとき、その内容だけでなく、誰が・どんな感情で話しているかを同時に読み取っている」と述べています。どれだけ情報が正確でも、感情の乗っていない言葉は人の行動を変えられない。
いわゆる「棒読み」にはあなたの想いは乗っていない。ゆえに、しらけたプレゼンになります。
「話し方」が差になる3つの場面
- ①意思決定を迫る瞬間——最後の後押しをするのはデータではなく「この人の言葉を信じたい」という感情
- ②想定外のことが起きた瞬間——AIはシナリオ通りには動けるが、予測不能な状況への対応は人間の話す力が試される
- ③感情を共有する瞬間——「本当に好きなんだ」と伝わる瞬間、聴衆の心が動く
AIツールと話し方は「競合」ではなく「最強の組み合わせ」
AIが「情報整理」を担ってくれるからこそ、人間は「感情を届けること」に集中できる時代に。ツールで準備を整えて、最後は自分の言葉で届ける——その「最後の一言」を磨くことが、新しい話し方の鍛え方。
まとめ
- AIはプレゼンの「正確さ」を担えるが、「感情を動かす」のは人間の話し方
- 意思決定・想定外・感情共有の3場面で「話し方」が最後の差を生む
- AIツールと話し方は競合ではなく「最強の組み合わせ」
自分の思いは自分自身でしか育てることはできません。
そこをAIが代わりに務めることができることはなかなかできないでしょう。

